社長の小言BLOG

空手道場

最初の一歩

2021/11/01
自分のやりたいことが見つからないということをよく聞きます。衝撃的な出会いや運命のお告げみたいなものがあるのはごく稀ではないでしょうか。最初は何気なく興味本位で始めたことが後になって自分の天職みたいに人より優れたものになっていくというのがほとんどだと思います。大事なのは一歩を踏み出す勇気。世間体や失敗を恐れることなく興味の湧いたことにチャレンジしてみる。そこから道ができていくと思います。道場の子供たちには勇気ある一歩を踏み出せるように背中を押し続けていきたいと思います。

関東学生

2021/10/18
昨日は関東学生空手道選手権大会がありました。コロナ感染予防のため、無観客で行われましたが、ライブ中継があり、私の宅建試験の帰り道途中でスマホにかじりついて観戦しました。息子が所属する日体大は残念ながら初戦で青学に敗退。息子は大将で出場する予定でしたが、その前で敗退が決まり出番はなし。まじかー!思わず電車の中で声が出る。汗(笑) 日体大も昔は黄金期がありましたが、今は当時のような勢いはないですね。しかしどんな組織にも栄枯盛衰があります。伝統復活を祈っています。息子よ頑張れ!

押忍の五段活用

2021/09/15
上下関係の厳しい空手道部時代、下級生が師範、OB、上級生に対して使える言葉が「押忍」であった。この押忍には様々な活用法がある。これを我々は「押忍の五段活用」という。説明しよう。1.普通の返事・・・押忍! 2.聞き返しや確認の押忍・・・短く押忍?と少しいトーンを上げ、聞き耳を立てるようにする。 3.納得の押忍・・・押~忍!と腹に落ちたようにうなずきも入れる。 3. 否定の押忍・・・押忍いいえ!と首を横に振る。4.困ったときの押忍・・・無理難題を言われたときに押~忍⤵とトーンを下げ、顔をやや斜め下にして困った顔をする。 5.お礼の押忍・・・押忍ごっつあんです! 以上を顔の表情や仕草で先輩たちとのコミュニケーションを図っていました。ある意味すごいですね。私もこれで表情筋を鍛えることができました。(笑)

GIVE!

2021/09/11
GIVE=与える。このことの大事さを痛感してます。学生時代体育会系で、その中でも空手部は成れの果てといわれるほど厳しいクラブでした。学内で先輩の顔を見たらその場で直立不動になり押~忍!と大きな声であいさつし、先輩が見えなくなるまでその場を離れることができませんでした。たまに京都の河原町で飲んでいても、先輩と遭遇することがあり、街の真ん中で押~忍!なんて言ってましたね。下級生のうちは何かと気が休まることはなかったのですが、たまたま入った店で先輩と出合わせた時に、勘定の際、先輩が払っていってくれたよ!とか、おい、「飯食いに行くぞ」と誘われたときはほとんど先輩持ちでうれしくもあり、頼もしくもありました。もちろん物事は順繰りで、自分が上級生になったときは後輩たちには奢りましたけどね。人から受けた恩義というのはずっと覚えているものです。大学を卒業しても恩義を感じているからこそ、OB会費を毎年払い続け、行事にも顔を出し、少しでも母校のために貢献したいと思うのが人情ではないでしょうか?少し前置きが長くなりましたが、学生時代を思い出し、与えていくことの大切さをかみしめる今日この頃です。

 

自然体

2021/08/31
自然体であることは簡単なようで難しいですね。自然体て何?と聞かれてもリラックスして呼吸が落ち着いていること。はい、終わり。ではブログにならないので、少し自分なりにかみ砕きたいのですが、道場の稽古では礼節、作法を大事にしてます。礼を尽くすとは真心を込めること。作法を大事にすることは自分を律すること。少し欲を言えば上品であること。服装に乱れなく、姿勢がぴんとしていればそれだけで人の目を引きますよね。私自身振り返ってみると何かひらめいたり、いい仕事が舞い込んできたり、よき人と巡り合えたりしたときは大体、リラックスして自然体でいる時ですね。礼儀作法の目的は自分を大切にし人を敬うことです。そこには暖かみ、ぬくもり、愛があります。道場の子供たちには勝ち負けや優劣にとらわれず、いつも自然体で周りに振り回されることなく自分らしくいてほしいと思ってます。毎日楽しく、自分の機嫌は自分で取る。そんなリラックスして自然体でいられる時間を多くして実り多い人生を歩んでいきたいと思います。
1 2 3